先日、本屋(横浜の紀伊國屋)で標題の本を見つけ、ナイハンチの使い方に言及しているようなので興味を持ち、買って読んでみたのでご紹介。
前半でナイハンチの型動作の使い方、それに関連付けて那覇手の型との共通点・使い方の解説、那覇手の型としてはセーパイ、セイサン、サンセール等。
後半は前半の流れで那覇手の型、サイファー、セーユンチンの使い方の解説.
と言った感じ。
小生は「隠されていた空手」を先に見ているのと、海外からの分解動画も散々見ているので、多くの部分は“そうだよなぁ”って感じでしたが、以下の箇所は興味を惹かれました。
① セーユンチンの右中段横請けに左手を添える動作で、船越義珍のバッサイの最初の一歩目の踏み込み動作も同様に解釈できると言ったところと、その際の交差立ちは投げの体勢に入っているとのこと。
あの交差立ちは相手の懐深くに入ったあと、後方に大きく下がるための“タメ”のようなものと思っていたが、投げ・・。確かに交差立ちからの振り返り動作は柔道の背負い投げ(?)とかに繋がりそうである。「隠されていた空手」は単身赴任先に持ってきていないが、今度名古屋に帰ったら読み返して見ようと思った次第。
② 玄制流で両掌を前方中・下段に押し出す動作が型(阿吽の型と確か人位の型)の中に出てくるが、サイファーの回し受けの動作の解釈が使えそうだなあ、と思ったところ。
この本を見ると那覇手も技の使い方は首里手と同じみたいだなぁ、と思いました。前も書きましたが、興味本位で随分沢山の型を覚えてしまったので、今更新たに型を覚える気はありませんが、なかなかの良著だと思います。