首里手愛好会/Society_of_shurite_fans

空手の型をやっていて思うこと

雑談―流派について

先日、近・現代史にて空手の流派は当初武徳会に登録するためのものであり、沖縄では便宜的な物、本土では競合相手、との主旨のことを記載した。

空手経験者と話をすると、自分の流派が一番で他流派は○○が悪い等を言い出す人が多い。筆者は昔っからそれに疑問を持っている。

空手を始めた人って、大概は家の近所にある道場に通ったとか、中学・高校・大学の空手部に入った等で、入門したところがたまたまその流派だったというだけですよね? 初めから○○流をやるんだと言って、その道場を捜して通った人なんて、殆ど居られないのではなかろうか。極真とかを除いて。

筆者の場合は近所で空手を教えてくれるところがたまたま玄制流で、自主稽古できる場が欲しいと思って入った大学空手部がたまたま江上茂先生の影響を受けた道場だったと言うだけのことである。

多くの人も似たようなものではなかろうか。それで自分の流派が一番だなんて、よくそこまで思い込むことができるもんだなって思います。